草原にいる

雑文を書きます。

猿に帰った1月2日

 昼過ぎから近所の神社に地元の友人と行く。本当は海の方へ行こうという話だったが、満場一致で面倒臭いということで近所をぶらぶら散歩する。

 夕方から酒を飲む。当初は4人だったが、手当たり次第に声をかけたら11人になった。年末年始暇な人は意外と多い。

 中学卒業以来会っていなかった人もいて、お互いに変わってしまっているだろうと思っていたが、まったくそんなことはなかった。遠藤はいつまで経っても遠藤だなあと言われ、悔しいような、安心するような気分になる。

 地元の友達に会うと猿になる。人間になる前の、下品で粗野な子ども時代に戻る。酒が入ると尚更そうなる。それはある意味楽しいことでもあるけど、内臓がひりひり、気分が濁って心が休まらない。