帰宅中、自宅の最寄り駅を降りるとチョコレートがひとかけらホームに落ちていた。 家路を急ぐ人々の喧騒の中で、誰の記憶からも抜け落ちたかのようにその周囲だけ誰も通らない空間ができていた。 このチョコレートはきっと、明日の朝にはなくなっているのだ…
日曜日の朝に銭湯に行く帰り、古本の即売会に寄った。古本屋に足繁く通う以前よりも、見たことのある本や著者が増えてますます楽しくなっている。 13冊で1,750円。状態の良いハードカバーを交えても、1冊150円以下という驚異的な安さである。 本に埋もれて死…
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